福祉建築で
未来をつくり
人をつなぐ
ニュース・トピックス
時代のニーズに応え、
より多くの人に寄り添う
ユニバーサルデザインとは
私たちユニバーサルデザイン・リノベーション協同組合(以下、UDR)は、その名の通りユニバーサルデザインとリノベーションを基軸に、モノづくりを通して人々のくらしと社会をより優しくより豊かにすることをビジョンとして活動しています。
ゼネコン(総合建設業者)でもなく、新たに株式会社を立ち上げるでもなく、協同組合として活動を始めたことには理由があります。UDRのメンバーはいずれも中小零細企業。それぞれに福祉や介護、公共施設のユニバーサルデザイン、そしてリノベーションの実績が十分にありながら、組織の規模が小さいということで活動の範囲が制限されていました。
またユニバーサルデザインは建物や設備のハード面だけではなく、様々なサービスや社会全体の仕組みにも関わること。ならば建設関係者だけでなく幅広い業種の方に参加してもらいたいという想いもあり組合という形にしました。
UDRの考える
福祉建築とは
2000年施行の介護保険制度を利用して建てられた数多くの福祉施設が、約20年という年月を経て、おのずと修繕やリフォームが必要となっています。さらにバリアフリーと呼ばれていたものがユニバーサルデザインへと広がるなど、医療や介護の現場だけでなく、さまざまな場所であらゆる人に優しい施設や設備が求められるようになりました。そこで私たちが提唱するのが『福祉建築』。福祉建築とは、施設や設備の面はもちろんですが、その工程や施工後の活用までを包括に考える建築のスタイルです。
一例として、介護や福祉の施設では、工事のために外部の人間が出入りすることや、大きな音を立てることが、施設の入居者にとって想像以上のストレスになります。また様々な資材や工具、作業そのものが入居者の怪我の原因になることも十分考えられます。
そこで作業音を最小限に抑えることや、入居者のために安全な動線を確保すること、そして穏やかにコミュニケーションをとることも重要な要素のひとつと考えています。また医療や介護、福祉施設は24時間稼働しているところが多く、入居者の生活スタイルへの配慮や、施設スタッフとのスケジュール調整も必要です。忙しいスタッフに代わり、ヒアリングをしてスケジュールを提案することもあります。
結果だけでなくその過程においても最大限の配慮をする。これは福祉にまつわる様々な事柄に関する理解とノウハウがなければできません。『UDRに任せれば安心』、そう言ってもらえるようこれからも学び、実践していきたいと考えています。
UDRが描く未来
今後、福祉はますます生活のあらゆる面に関わってくるものと考えています。福祉施設はもちろん、公共の施設や商業施設、オフィスから個人宅、そしてあらゆる活動やコミュニティ、ひいては社会全体まで、これまでよりはるかに大きな視点で捉えることが必要になります。
このような新しい時代の福祉について理解を深めるため、UDRでは福祉建築の理念やノウハウを伝えるセミナーを開催しています。現在はやはり建設業界の参加者が多いのですが、これからの福祉を考えると、多岐にわたる分野の方にも数多く参加して頂きたく、そのためにセミナー以外にも様々な取り組みを行い『UDR=福祉建築』の認知度を高めていきたいと思っています。
施工実績
N邸 昇降リフト付き住宅 改修工事
Y高齢者施設 空調機洗浄作業
N障害者施設 大浴室 入浴リフト増設工事
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BEFORE
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AFTER
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AFTER
N新塾舎リノベーション工事
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BEFORE
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AFTER
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AFTER
S市福祉会館 タイルカーペット張替工事
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BEFORE
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AFTER
Tディサービスセンター 浴室改修工事
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BEFORE
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AFTER
ほか
私たちがUDRです
参画企業一覧
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川上 正彦
UDR協同組合 理事
株式会社ナイス
取締役 事業統括部長
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濵本 竜雄
UDR協同組合 理事
株式会社浜
代表取締役
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川本 良雄
UDR協同組合 理事
株式会社トレスエー建物
代表取締役
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波留 貴
UDR協同組合 理事
株式会社トータルクリーン
技術営業部長